
講師紹介
壤晴彦

動画での朗読法の伝授は、5年間は、壤晴彦のみが行う予定ですが、ワークショップ・個人レッスンでは、2名の講師が加わる予定です。資格を得て、更に学んで師範となった方には、ワークショップの講師になって頂く予定です。
略歴
大蔵流狂言・茂山千五郎(故・千作、人間国宝)に師事。
劇団四季を経て現在フリー。
蜷川幸雄演出『テンペスト』『卒塔婆小町』等に主演。他にも各国の国際演劇祭やカルチュラル・オリンピアード等に参加、日本を代表する演劇人として活躍。
また、『ライオンキング』『24』『パイレーツ・オブ・カリビアン』等声優としても活動。
1992年に「日本を学ぶ演技塾」として演劇研究室「座」を設立、1998年から演劇倶楽部『座』と名称を変え、現代版浄瑠璃「詠み芝居」の形態を確立し、定期公演を重ね、2014年にNPO法人成、代表理事に就任。 (2019年に演劇俱楽部「座」は、認定NPO法人となった。)2021年より弊社の会長に就任。
演技指導者としても定評高く、さまざまなワークショップを実施。
主な講師履歴
- フジテレビ朗読トレーニングコーチ
- NHK新人研修、フジテレビ新人研修
- NHK朝ドラ ヒロイントレーニングコーチ
- NHK大河ドラマ 主役トレーニングコーチ
- 日本テレビ ドラマ 主役トレーニングコーチ
壤晴彦の思い
かつて日本人に豊潤な言葉と美しい姿を教えたのは「劇場」だと私は思っています。ことばと美術と音楽と身体表現を交配し、華開いた作品たちがこの国の精神と感性の礎となりました。我々の先輩の、礼に厚く誇り高くそして優しい佇まいはこうして形成されていったのです。一々挙げることはしませんが、今日、この国の心の荒廃は目を覆うものがあります。問題は山積、一個人や団体が全ての案件に向かうことは出来ません。(中略)
ことばこそ、思考と感受性のおおもとです。私たちは今日に伝わる小説や戯曲の豊かなことばを用いて今日の人々に語りかけたいと思います。そして失われかけたことばを取り戻し、再び瑞々しい「ことだま」の国を創りたいのです。
